スマートコントラクトプラットフォームRootstockがBitmain主導で100万ドルのシード資金を獲得

3月22日、ブロックチェーンのスタートアップ企業RSK Labsは、サイドチェーンの形でビットコインブロックチェーンに接続されたスマートコントラクトプラットフォームであるRootstockの開発を支援するために100万ドルのシード資金を調達したと発表した。

ビットコイン採掘会社Bitmain Technologyがこの資金調達ラウンドを主導し、ビットコインおよびブロックチェーン投資会社CoinsiliumやDigital Currency Group（DCG）などが参加したと報じられている。

RSK LabsのCEO、ディエゴ・グティエレス・ザルディバー氏はインタビューで、プロジェクトの目標はイーサリアム・プラットフォームと同様に、ビットコインマイナーとスマートコントラクト・アプリケーションの開発者の両方から支持を集めることができるブロックチェーン・ネットワークを構築することだと語った。

彼はCoinDeskにこう語った。

「このアイデアは、コミュニティによって構築されたものすべてを促進することです。ビットコインのネットワーク効果だけでなく、マイナーが Rootstock をマージマイニングすることで追加の収益を得ることや、イーサリアム開発者がアプリケーションを構築できる場所を提供することも目的です。」

Rootstock と Ethereum の比較について、サルディバー氏は、時間の経過とともに Rootstock ネットワークは差別化され、特に金融サービスに関連する実際のアプリケーションとともに成長するだろうと述べた。

イーサリアムは、最新のアップデートによりスマートコントラクトの新たなイノベーションが可能になり、ここ数週間大きな注目を集めています。

対照的に、Rootstock は 4 月末にプライベート ベータ版をリリースする予定です (昨年 9 月にベータ版をリリースしました)。サルディバール氏によれば、同社はビットコインのネットワーク効果を活用した実用ブロックチェーンを今年末までに立ち上げることを目指している。

この資金はRSK Labsの技術的ソリューションの完成を支援するために使用されると報告されています。

ビットメインのCEO、ジハン・ウー氏はプレスリリースで、ルートストックがスマートコントラクトの将来の発展において重要な役割を果たすと信じていると述べた。

「Rootstockは、ビットコインエコシステムのスタートアップにとって、私が知る限り最もエキサイティングな機会です。RSK上にスマートコントラクトソリューションを構築するスタートアップの波は、多くの素晴らしいことを実現するでしょう」と彼は語った。

元記事: http://www.coindesk.com/smart-contract-1-million-bitcoin-rootstock/
スタン・ヒギンズ
翻訳者: 一夜粥
出典（翻訳）：バビット情報（http://www.8btc.com/rootstock-1-million）