CUNA、信用組合ブロックチェーンプラットフォーム構築の取り組みを発表

クレイジー解説：米国の全国信用組合協会は内部会員にサービスを提供する非営利団体であるため、ブロックチェーン技術に基づくこのプラットフォーム開発プロジェクトは内部会員のみに公開されています。社内のシステム調整を通じて、ブロックチェーン技術の世界的な潮流に対応することが目的です。ブロックチェーンの技術的利点を最大限に活用して、さまざまな金融取引の効率、セキュリティ、速度を向上させます。現在、このプロジェクトに参加することを約束している協同組合はわずか125団体です。

翻訳: Annie_Xu

全国信用組合協会 (CUNA) は、米国の 7,000 を超える信用組合にサービスを提供する非営利の業界団体です。同協会は最近、アメリカ信用組合会議で概念実証プロジェクトである CU Ledger Initiative を立ち上げました。

クレジット・ユニオン・タイムズ紙によると、CUNAの最高執行責任者リッチ・ミード氏が会議でこのプロジェクトに関する情報を明らかにしたという。次に、マウンテンウェスト信用組合協会（MWCUA）と協力して、ブロックチェーンのグローバル化のトレンドに合わせて信用組合の対応戦略を調整します。

このコンセプトは、信用組合システム全体に「許可された分散型共有台帳」またはブロックチェーンプラットフォームを構築することであり、これにより、さまざまな金融取引の効率、セキュリティ、速度が向上する可能性があります。このシステムは信用組合とそのサービス組織のみが利用できます。

Credit Union Timesは、CUNAとMWCUAが125の信用組合に初のブロックチェーン・プラットフォームの開発に参加してもらいたいと考えていると報じた。ミード氏は、ロイヤル・クレジット・ユニオン、チャートウェイ・クレジット・ユニオン、アメリカン・ヘリテージ連邦クレジット・ユニオン、そして信用組合サービス提供会社3社、CO-OPファイナンシャル・サービス、PSCU、CUDLから口頭で承諾を得たと述べた。

「だからこそ、私たちは概念実証を開発したのです。信用組合が参加してくれるかどうか、彼らがイノベーターになりたいかどうかはわかりませんでした。彼らが参加してくれることを確かに望んでいましたが、確信はありませんでした。」

ミード氏は、ブロックチェーン技術システムのテストと評価に参加する予定の信用組合の数を125団体を含めて倍増させたいと述べた。このプログラムは資産規模を問わずあらゆる協同組合に開放されており、参加を希望する協同組合は研究費用を補填するために1万ドルを寄付しなければならない。

今後数か月以内に、CUNA と MWCUA およびその他のシステム関係者は、CU Ledger Initiative の開発を開始する予定です。ミード氏は、共有台帳プラットフォームは信用組合とその会員に多くの点で利益をもたらすだろうと強調した。この取り組みには、信用組合業界固有の独立した支払いシステムへの参加と、潜在的な金融および身元確認アプリケーションのデータセキュリティの向上が含まれます。