韓国の新韓銀行がビットコイン送金サービスを開始

クレイジーな解説：新韓銀行は韓国最大の金融機関の一つです。同社は最近、ビットコイン送金サービスの分野への参入を発表し、Payphil、Hyphen、Coinplugなどの韓国のビットコイン送金サービスプロバイダーと市場を競っている。送金サービスの主な送金先はフィリピンと中国です。国内分散資本、新韓データシステム、ICB、ブルーポイントパートナーズ、デジタル通貨グループなどから投資を受けています。

翻訳: Annie_Xu

韓国最大手の金融機関の一つである新韓銀行は最近、12月に中国と韓国間の送金チャネル向けにビットコイン送金サービスを提供すると発表した。大手銀行がビットコインの価値移転システムを導入するのは今回が初めてだ。

韓国ソウルの新韓銀行は、723の支店、8,531人以上の従業員を擁し、資産は285兆ウォン（2,510億ドル相当）を超える。世界19か国に140のネットワークを展開。同銀行は昨年のベスト・リテール・バンク賞をはじめ、アジアの銀行業界で数々の賞を受賞している。

新しい送金サービスは、金融サービスプロバイダー向けのブロックチェーン送金ミドルウェアおよびインフラストラクチャのプロバイダーであるStreamiによって提供されています。 Streami は、認定パートナー間でビットコインを転送して国境を越えた価値の転送を完了し、顧客の時間とコストを節約します。ビットコイン送金は高速で、コストも従来の送金ネットワークよりもはるかに低いからです。

昨年、StreamiのCEOであるJunhaeng Lee氏は、中国と韓国間の送金チャネルを開発することを目的として同社を設立した。同時に、他の認定パートナーと連携して新たな送金チャネルの開発にも取り組んでいます。

2015年、ストリーミは新韓銀行のフューチャーラボインキュベータープロジェクトから脱却し、同銀行から5億ウォン（43万7637米ドル相当）の投資を受けた。その他の投資家には、Shinhan Data Systems、ICB、Bluepoint Partners、Digital Currency Group、Fenbushi Capitalなどが含まれる。

イ・ジュンヘン

イ・ジュンヘン氏はこう語る。

「現在は新韓銀行の決済サービスのみを取り扱っています。できるだけ早く回収サービスも追加する予定です。ただし、銀行システムの統合と承認の進捗状況により、これにはしばらく時間がかかります。」

ビットコイン開発における韓国の優位性は他の国に匹敵するものがありません。韓国には、いくつかの主要なビットコイン取引所に加えて、ビットコイン取引サービスを提供できる ATM が 17,000 台以上、コンビニエンス ストアが 24,000 店以上あります。

韓国政府はビットコインに関するあらゆる活動に注目しているようだ。また、今後数年以内にブロックチェーンデジタル通貨が発行されることも最近発表されました。

しかし、ビットコインを合法的な支払い手段にするためには、韓国はまず通貨規制を改正する必要がある。金融サービス委員会も最近、2017年までにデジタル通貨システムを開発すると発表した。

これまで、Streami は香港のビットコイン取引所に資金を送金し、その後、中国のビットコイン取引所を通じて現地の法定通貨で受取人に支払っていました。

「当社は1つまたは2つの取引所に頼るのではなく、複数の規制された取引所を送金チャネルとして使用しています。」

韓国にはビットコインを入手できるチャネルが多く、現地のフィリピン人労働者も多く、送金頻度も高いため、韓国のビットコイン送金の地位は高まっています。 Payphil、Hyphen、Coinplugはいずれも韓国のビットコイン送金事業における競合企業であり、長年にわたりフィリピンと韓国間の送金サービスを提供してきた。いずれも独自のサービス目標を持っており、今後は新韓銀行の送金業務の競争相手にもなるだろう。

同時に、フィリピンの新興企業であるブルームソリューションズ、レビット、セントベは韓国の銀行と接続された受取銀行となっている。 9月には、韓国とフィリピン間の送金チャネルの20％をビットコイン送金サービスが占めていると報じられた。