ブルームバーグ：テザーの時価総額は来年イーサリアムを上回る可能性があり、ビットコインは2025年に10万ドルに上昇すると予想されている

元記事: Cointelegraph、著者: Turner Wright

出典：Odaily Planet Daily 翻訳者：Yu Shunsui

新たなレポートによると、テザーの時価総額は来年末までにイーサリアムを上回り、ステーブルコインや中央銀行デジタル通貨（CBDC）が主流となる道が開かれる可能性があるという。

ブルームバーグのシニア商品ストラテジスト、マイク・マクグローン氏が執筆した2020年第4四半期の仮想通貨展望レポートによると、2021年にはテザー（USDT）が時価総額でイーサリアム（ETH）に取って代わり、世界第2位の仮想通貨となる可能性が高い。レポートでは、ETHの「停滞した時価総額」について言及しており、現在432億ドルで、2019年と2020年の大半は300億ドルを下回っていたが、7月下旬にDeFiの追い風を受けた。

一方、USDT の時価総額は 2017 年以降着実に増加しており、2018 年 10 月に急落したのみです。 2020年初頭以来、同社の時価総額は41億ドルだったが、10月には157億ドルに「急上昇」した。

マックグローン氏は「テザーの採用拡大を止めるには、何か重大なことが起きる必要がある。現在の傾向が続けば、テザーの時価総額は来年イーサリアムを上回る可能性がある」と述べた。

暗号通貨コミュニティの誰もがこの予測を評価しているわけではない。 10月11日、仮想通貨のパイオニアでブロックストリームのCEOであるアダム・バック氏は、投資家のポートフォリオの大半が仮想通貨建てであると考えていることから、ビットコインが「唯一重要なベンチマーク」であるとツイッターのフォロワー21万1500人に向けて語った。

「ビットコインはすでに仮想通貨トレーダーの計算単位になっています。ほとんどのポートフォリオはビットコイン建てです。ビットコインは唯一重要なベンチマークであり、ロング/ショート/オプション/利回り/アルトコインの取引戦略が優れているか劣っているか、あるいはただ保有できるかどうかを知りたいのです。保有しないことはお金を危険にさらすことになります。」

「私はステーブルコインを使っていますが、ビットコインを空売りすることになるため、あまり保有していません。ビットコインを保有しない戦略はどれも、ビットコインのパフォーマンスを下回るリスクが高いです」とバック氏は語った。

ブルームバーグのレポートは、テザーの需要がCBDCの登場は「時間の問題」であることを示唆していると示唆する一方で、ビットコインの強気な見通しも予測している。

レポートによれば、2025年までにBTCは現在の11,448ドルから100,000ドルに上昇するだろう。報告書では、トークン供給量が2100万に固定されているため、「需要と供給の指標は価格と正の相関関係を維持している」と述べている。

「ビットコインは、普及の拡大を背景に、緩やかなペースではあるものの、その価格が上昇し、その黎明期の歴史の大部分と同様に機能し続ける可能性がある」と報告書は述べている。

「需要と採用の指標の大半は、ビットコインが上昇傾向を続ける可能性が高いことを示唆している」と報告書は述べている。

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