オーストラリア・コモンウェルス銀行がシドニーでブロックチェーン会議を開催

オーストラリア・コモンウェルス銀行は来月シドニーで2日間のブロックチェーン会議を開催し、この技術の潜在的可能性を探る予定だ。

Computerworldによると、同銀行は最近、分散型台帳のスタートアップ企業R3CEVと提携してリップル技術をテストし、数々の国際的なブロックチェーンイベントを主催してきた研究機関Coalaとも提携した。

コモンウェルス銀行の最高投資責任者（CIO）であるデイビッド・ホワイトイング氏は次のように述べています。

「インターネットが音楽の購入方法や映画の視聴方法を変えたように、ブロックチェーンには銀行業務を変える可能性があります。この技術の開発にとって、これは本当にエキサイティングな時期であり、当行の関与は、コモンウェルス銀行が顧客の利益のためにオーストラリアの金融技術の最前線に立つことを意味します。」

この会議では、規制上の問題や中国におけるその可能性など、ブロックチェーン技術について検討する予定です。

講演者には、イノベーションの促進において大学が果たすべき役割について議論するMITメディアラボ所長の伊藤穰一氏や、ハーバード大学ロースクールのロイ・L・ファーマン法学教授のローレンス・レッシグ氏が含まれます。

最近、オーストラリア競争消費者委員会（ACCC）が、同国の銀行がさまざまなビットコイン関連企業の口座を突然閉鎖したことについて調査中であることを確認したと報じられた。

元記事: http://www.coindesk.com/commonwealth-bank-seeks-leading-blockchain-role-with-sydney-conference/
イェッシ・ベロ・ペレス
翻訳者：プリンス・ゴン