インテルがSawtooth Lakeブロックチェーンプラットフォームを発表

テクノロジー大手のインテルは、Sawtooth Lakeと呼ばれる実験的な分散型台帳プラットフォームを立ち上げました。

オープンソースの Hyperledger ブロックチェーン プロジェクトへの Intel のコード貢献も、実装のチュートリアルとともに本日 GitHub に投稿されました。

Intel はこのプロジェクトを「分散型台帳を構築、展開、実行するための高度にモジュール化されたプラットフォーム」と説明しています。

提供された限られた情報に基づくと、インテルは「完全に機能する」デジタル資産取引プラットフォームの構築を検討している可能性がある。これは、2月にハイパーレジャーカンファレンスでブロックチェーンを使用したファンタジースポーツ市場のデモンストレーションを行った際に同社が示唆した以前のプロジェクトである。このプロジェクトでは、ユーザーはキャンペーンでデジタル株式を交換し、「 mikkels 」と呼ばれる仮想通貨を最も多く獲得することを目指します。

さらに、Intel は Hyperledger プロジェクトに参加する前に、シリコンバレーのビットコイン スタートアップ企業 21 Inc. のマイニング チップの研究開発にも参加していました。

デュアルコンセンサスアルゴリズム

インテルは、同社が提案するプラットフォームは、ビットコインにヒントを得たものと、リップルおよびステラネットワークのコンセンサスアルゴリズムに関連したものの、2つの確立されたコンセンサスアルゴリズムを使用していると述べた。

同社は次のように説明した。

「最初のものはPoET （経過時間の証明）と呼ばれ、信頼できる実行環境でIntelが構築した宝くじプロトコルです。2番目のものはQuorum Voting Votingと呼ばれ、RippleとStellarのコンセンサスプロトコルを使用して、即時のトランザクションの確定の必要性を解決します。」

同社は、保有するデータに基づき、このシステムは「数千人の参加者」にまで拡張できる能力があると述べた。

しかし、Intel は、このプラットフォームはまだ実験段階であるため、機密性の高いアプリケーションの公開には使用しないようユーザーに勧告していると警告している。

これまでに、IBM、Digital Asset Holdings (DAH)、Blockstreamなど、コードを提出した企業を含め、Hyperledgerプロジェクトに参加し貢献している企業がますます増えていると報告されています。さらに、JPモルガン・チェースもここ数週間で提案書を提出した。

これまでに、40 の加盟機関が Hyperledger プロジェクトに参加しています。

元記事: http://www.coindesk.com/intel-sawtooth-lake-distributed-ledger-proposal/
スタン・ヒギンズ
翻訳: 一晩おかゆ
出典（翻訳）：バビット情報（http://www.8btc.com/intel-sawtooth ‎）