ビットコイン取引所BTC-e: FBIが私たちのウォレットを掌握

クレイジー解説：暗号通貨取引所BTC-eは、FBIがウォレットが置かれているドメイン名を管理し、データセンターに侵入し、サービス中断を引き起こしたと発表した。米証券取引委員会も以前、この取引所がマネーロンダリング防止規制に違反していると非難していた。現時点では取引所の営業再開の見込みは薄いとみられ、8月末までにサービスを再開できない場合は9月1日から顧客資金を返還することを決定した。

翻訳: Annie_Xu

問題を抱える仮想通貨取引所BTC-eは、「FBI捜査官がデータセンターに侵入した」ため取引が停止されたと発表した。

ビットコイントークの月曜日の記事によると、1週間近く営業停止となっているBTC-eは、ホスティングプロバイダーに6日間回答を求めていたという。

記事はまた、先週ギリシャでマネーロンダリングの容疑で逮捕されたロシア人のアレクサンダー・ヴィニク氏が「そのようなサービスに関与したことは一度もない」とも伝えている。

FBIは「今後のアップデートには、サービスを復旧し、準備金の管理を取り戻すためのさまざまな方法が含まれる予定だ」と述べ、ウォレットが置かれていたドメイン名の管理権を取得したと付け加えた。

「8月末までにサービスを再開できない場合は、9月1日から資金を返還します。」

米証券取引委員会は先週、BTC-eがマネーロンダリング防止規制を無視したとして1億1000万ドルの罰金を科すと発表した。

以前のTwitterのメッセージでは、8月6日までに通常のサービスが回復すると示唆されていたが、現在ではその可能性は低いようだ。

「今後1、2週間で、FBIが保有する資金の額と消費者に返還できる額について評価し、情報を公開する予定だ」