ビットコイン取引所クラーケンがコインセッターを買収し、サービス範囲をさらに拡大

ビットコイン取引所クラーケンは、ニューヨークに拠点を置くビットコイン取引プラットフォームのコインセッターを買収したと発表した。クラーケンは買収に費やした金額を明らかにしなかったが、同取引所は、その金額は相当なものであり、ビットコインエコシステムにおける最大規模の企業合併の一つであると述べた。 Kraken のサービス提供地域は、今後、米国の 37 州とカナダの 10 州に拡大されます。

コインセッターは昨年4月にカナダのビットコイン取引プラットフォームCAVirtexを買収した。買収の2か月前、CAVirtexはセキュリティ上の問題により取引プラットフォームを閉鎖すると発表した。

昨年、ニューヨーク州のビットコイン規制枠組みであるビットライセンスが導入された直後、サンフランシスコを拠点とするクラーケンはビットライセンスの申請を拒否し、ニューヨーク州へのビットコイン取引サービスの提供を停止すると発表した。

ニューヨークを拠点とするビットコイン取引所のCoinbase、Gemini、itBitなど、資本が充実し規制された新しいプラットフォームが米国市場に参入する中、Coinsetter売却の噂が何ヶ月も渦巻いていた。

Coinsetter は、2012 年の設立以来 200 万ドルの投資を受けており、長年にわたり機関投資家向け取引所として運営されています。2014 年末には、Coinsetter は 126 万ドルの投資を受けました。

米国国内の銀行との連携に問題があったため、クラーケンは2014年初頭に米ドル引き出しサービスを停止し、10月まで再開しなかった。しかし、米国居住者は依然として取引プラットフォームで米ドルを取引することができません。しかし、クラーケンはユーロからビットコインへの取引市場のリーダーとなった。カイコのデータによると、クラーケンのユーロからビットコインへの取引量は1月17日に6,000 BTCに達したが、競合のBTC-E、コインベース、イットビットの同日の取引量はそれぞれ856 BTC、512 BTC、49 BTCだった。

クラーケンのCEO杰西•鲍威尔は、今回の買収によりクラーケンの競争力がさらに高まり、世界市場への参入という目標が徐々に達成されるだろうと述べた。

パウエル氏は次のように述べた。

「当社の3つの既存取引所の統合は、これまでで最大の買収となります。両社を合わせると、ビットコイン取引所の運営経験は13年を超えることになります。クラーケンは今年、さらに大きな計画を立てています。」

買収契約の一環として、CAVirtexおよびCoinsetterプラットフォーム上の顧客アカウントは1月26日にKrakenプラットフォームに移行されます。さらに、Krakenは2人の従業員をKrakenで働くために受け入れます。

元記事: http://www.coindesk.com/bitcoin-kraken-coinsetter-acquired/
ピート・リッツォ
翻訳者: プランタン
編集者: プランタン
出典（翻訳）：バビット情報（http://www.8btc.com/kraken-coinsetter）