ロシア中央銀行がフィンテック開発協会を設立

クレイジーな解説：ロシア中央銀行は、代理店銀行や金融市場参加者らとともに、フィンテック開発協会を設立することを決定し、協会の憲章、創立メンバーのリスト、管理委員会、CEOを決定した。協会会員がブロックチェーン分散型台帳などの最先端技術を学び、導入することで、国内金融市場にさらなる機会が提供されます。現在、協会が正式に設立されるには、関係する国家部門の承認のみが必要である。

翻訳: Annie_Xu

ロシア中央銀行は、同銀行のコルレス銀行と金融市場参加者がフィンテック協会（金融技術開発協会）を設立することを決定したと発表した。

2016年12月28日に議論が行われ、協会の定款、設立メンバーのリスト、運営委員会が決定され、CEOが任命されました。

オルガ・スコロボガトワ

中央銀行副総裁オルガ・スコロボガトワ氏は次のように述べた。

「協会の主な目的は、ロシアの金融市場の発展を確実にし、ロシア経済のデジタル化を促進するための新たな技術的ソリューションを開発し、提供することなどだ。」

創設メンバーには、ロシア銀行のほか、アルファ銀行、VTB銀行、JSC National System of Payment Cards などが含まれています。分散型台帳技術、オープンアプリケーション開発インターフェース（オープンAPI）、リモートID認証技術など、最も有望な技術を研究・導入し、法人グループや家族向けの単一決済空間を開発します。

10月初旬、中央銀行は市場参加者と共同で分散型台帳技術を活用した金融通信技術のプロトタイプ「マスターチェーン」を開発したと発表した。消費者データや取引データの真正性を迅速に確認できるため、市場参加者が革新的な金融商品やサービスを提供する機会が生まれます。

公式ニュースによると、協会の法的登録手続きは最終段階に入り、承認登録書類はまもなく関係する国家部門に提出される予定だという。協会は2017年1月に活動を開始する予定だ。