EUの最高暗号通貨規制当局が2018年の規制アジェンダを発表

クレイジーな解説：2月7日、欧州証券市場監督局（ESMA）は最新の規制アジェンダを発表し、暗号通貨やブロックチェーン技術など、同局が来年重点的に取り組む5つの分野を概説した。規制当局が規制議題に暗号通貨を含めたのは今回が初めてであり、これは規制当局が欧州における暗号通貨とブロックチェーン技術の発展に対する監視を徐々に強化していることを示している。 EU加盟国の中央銀行もESMAに倣い、ICOや暗号通貨などの分野における金融イノベーションの問題に重点を置く意向を表明している。

翻訳:クローバー

欧州連合（EU）の最高証券規制当局は、暗号通貨が2018年の最重要課題の一つになると述べた。

欧州証券市場監督局（ESMA）は2月7日に発表した最新の監督アジェンダの中で、来年重点的に取り組む5つの主要分野を概説した。

2018年の課題の1つは、金融イノベーションの発展を監視することであり、同機関が特に指摘しているように、これには暗号通貨やブロックチェーン技術が含まれる。

同庁は次のように述べた。

「ESMAは、欧州証券市場における金融イノベーションの急速なペースが2018年も続くと予想しています。こうした発展は、証券の開発、取引、規制の方法に影響を及ぼすでしょう。ESMAは、仮想通貨、ICOなどのプラットフォーム、分散型台帳技術などの手段の出現について、実質的な分析を行っています。」

規制当局が規制議題に暗号通貨を含めたのは今回が初めてであり、これは規制当局が欧州における暗号通貨とブロックチェーン技術の発展に対する監視を徐々に強化していることを示していることは注目に値する。

先月、同庁は暗号通貨デリバティブ契約をめぐる潜在的な規制変更について一般からの意見を求めていると発表した。

さらに、EU加盟国の中央銀行（総称して国家管轄当局、NCAと呼ばれる）も2018年にESMAの取り組みに倣い、ICOや暗号通貨などの分野における金融イノベーションの問題に重点を置くと最近報じられました。