SEC対リップル訴訟で、裁判官はXRPの個人投資家の発言権を否定

SEC対リップル訴訟で、裁判官はXRPの個人投資家の発言権を否定

米国証券取引委員会(SEC)によるリップル社に対する訴訟で、XRPトークン保有者が第三者被告として活動する試みは終了したかもしれない。

裁判所の文書によると、アナリサ・トーレス連邦判事は、週末に6,000人以上のXRP保有者を代表して提出された申し立てを却下した。介入動議は、リップル社とその幹部に対する訴訟において、XRPトークン保有者(この場合は「XRP軍」)の利益が十分に代表されていないと主張している。

トーレス氏は「不利益を被ることなく」この申し立てを却下した。これは、XRP投資家を代理する弁護士が将来的に再申請できることを意味している。提出書類にはSECへの事前申し立て書簡が含まれており、SECに回答の機会を与えている。

裁判所の規則では、SECはそのような申し立てに対して3営業日以内に回答しなければならないが、SECは3月22日までの延長を要請している。この延長が認められた場合、XRPトークン保有者を代表する法務チームが介入を求める別の申し立てを提出できるようになるかどうかは不明だ。訴訟を延長できない場合、XRP投資家はSECのリップルに対する訴訟で発言権を持たない可能性がある。

ディートン法律事務所のジョン・ディートン氏は日曜日に初めて介入動議を提出し、その後同事務所のウェブサイトで、SECがリップル社に対する訴訟を発表した後、XRP保有者は150億ドルの損失を被ったと主張した。 XRPの価格は12月に0.58ドルから0.21ドルへと60%以上下落したが、本稿執筆時点では0.48ドルまで上昇している。

昨年、SECはリップル社のCEO、ブラッド・ガーリングハウス氏と共同創業者のクリス・ラーセン氏に対し、XRPの販売に関して「未登録の継続的なデジタル資産証券の提供」を行ったとして告発した。多くの暗号通貨取引所は、XRPの取引を停止するか上場廃止すると発表しました。さらに、世界的な送金サービス会社マネーグラムもリップルとの長期にわたる提携を終了した。 (コインテレグラフ)

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