フィデリティ・インベストメンツの慈善部門がビットコインの受け入れを発表

米国の資産運用大手フィデリティ・インベストメンツの慈善部門であるフィデリティ・チャリタブルは、寄付者がビットコインを使って慈善団体に寄付できるようになったと発表した。

フィデリティ・チャリタブルの最新の年次報告書によると、2014年には6万3000件以上の寄付助言基金口座があり、寄付金は約1万6000ドルだった。

フィデリティ・チャリタブルの上級副社長马修•纳什声明の中で、この措置はより多くの人々に慈善活動に参加してもらうことが目的であると強調した。

ナッシュ氏はこう語った。

「フィデリティ・チャリタブルは寄付者に利便性を提供することに尽力しており、寄付者がビットコインを使って寄付できるようにしています。また、ビットコインは長期的に価値が上がる資産なので、長期的には慈善団体はより多くの寄付を受け取ることができるようになります。」

フィデリティは、コインベースのビットコイン交換サービスを利用して、受け取ったビットコイン寄付を米ドルに換算し、それを個々の寄付基金と特定の慈善団体に分配する予定だ。

慈善団体は次のように述べた。

「承認された助成金申請については、慈善団体は助成金の全額を小切手または電信送金で受け取ることもできます。これは受け取りが簡単で、取引手数料もかかりません。」

フィデリティがビットコインの受け入れを公に発表したのは今回が初めてだ。最近、フィデリティ・ラボの代表者もカードゾ・ロースクールでのスピーチの中で「ブロックチェーン技術の新たな応用」について言及した。

元記事: http://www.coindesk.com/mutual-fund-giant-fidelity-accepting-bitcoin-through-charity-arm/
ピート・リッツォ
翻訳者: プランタン
編集者: プランタン
出典（翻訳）：バビット情報