シティグループはブロックチェーンコンプライアンス企業ポリコインに興味を持っている。コンプライアンスは金融機関にとって戦略的な焦点になっていますか?

世界中でますます多くの金融機関がビットコインのブロックチェーン技術に興味を持つようになるにつれ、一部の金融機関は、これらの企業が新たな機会を提供してくれると信じて、ブロックチェーン業界の新興企業に投資したり、これらの企業と協力し始めています。

その一つが、バークレイズとビットコインコンプライアンス企業チェイナリシスとの提携であり、両社は10月にバークレイズの金融犯罪対策部門がブロックチェーン技術をより深く理解できるよう支援すると発表した。

現在、銀行がブロックチェーン技術を採用し始めるにつれて、こうしたタイプのパートナーシップが銀行にとって戦略的な優先事項になる可能性がある兆候があります。最近、イスラエルのブロックチェーンコンプライアンス企業であるPolycoinが、シティグループとノルディック銀行グループに選ばれ、これら2つの金融大手のアクセラレータープログラムに参加しました。

プライコインのCEO、 Alfred ShaffirはCoinDeskに対し、ブロックチェーン技術を活用したい銀行にとって、ビットコイン（ブロックチェーン）コンプライアンス企業と協力することが最初のステップだと考えていると語った。

「現在、銀行が最も必要としているのは、ブロックチェーン技術の検討と活用におけるコンプライアンスツールであると感じています。」

Polycoin は完全なブロックチェーンコンプライアンスソリューションの構築に取り組んでおり、Shaffir 氏は、同社の目標は 1990 年代後半に設立されたデジタル金融犯罪防止ツールであるビットコインの NICE Actimize になることだと語った。

10月、ポリコインは170社の応募者の中から選ばれた10社のスタートアップ企業の1つとなり、北欧の銀行グループのアクセラレータープログラムに参加した。同社はまた、シティグループがイスラエルで開始した4番目のアクセラレータープログラムであるシティグループのイノベーションアクセラレータープログラムにも参加しています。

ビジネス変革

Polycoin は 2014 年に設立され、当初はビットコイン決済サービスとして機能していました。しかし、この夏、ビットコイン決済が全体的に低迷したため、ポリコインは事業を転換した。

「ビットコインを中心とした経済を構築するには、まだ大きな障壁があることを私たちは認識しています。」

しかし、ビットコイン決済事業での経験は、同社のその後の事業変革にも役立った。シャフィール氏は、既存の決済処理製品もコンプライアンスのニーズの一部であることに気付いたと語った。 Polycoin は、BitPay や Coinbase と同様の販売者ツールを提供するだけでなく、コンプライアンス担当者が小売業者が受け取ったビットコイン資金の出所を把握できるようにもします。

シャフィール氏は次のように説明した。

「私たちはビットコインそのものではなく、ビットコインの基盤となる技術、ブロックチェーン技術に焦点を当てることにしました。ブロックチェーン技術は私たちにとってビジネスツールではなく、銀行が使用するコンプライアンスツールです。」

シャフィール氏は、ポリコインの強みは、マネーロンダリング防止（AML）規制ではなく、顧客確認（KYC）原則と、個人情報詐欺に対する潜在的な保護に重点を置いている点にあると考えている。

ポリコインは今年12月にシティのアクセラレーターを卒業する予定で、来年2月にはノルディック・バンキング・グループのアクセラレーターを卒業する予定だ。

元記事: http://www.coindesk.com/citi-nordea-select-bitcoin-compliance-firm-for-accelerators/
ピート・リッツォ
翻訳者: プランタン
編集者: プランタン
出典（翻訳）：バビット情報（http://www.8btc.com/citi-bitcoin-compliance）