PayPalがビットコインスタートアップのCEOを取締役会に迎える

オンライン決済大手のPayPalは本日、ビットコインスタートアップXAPOのCEOであるウェンセス・カサレス氏がPayPalの取締役に任命されたと発表した。

ウェンセス・カサレス氏はデジタルウォレット会社Lemonを設立し、同社は2013年にLifeLockに買収された。その後、カサレス氏はビットコインセキュリティ会社XAPOを設立した。現在までに、XAPO は 2 回の資金調達で 4,000 万ドル以上を調達しています。

ペイパルは公式発表で、カサレス氏のこれまでの取り組みを称賛し、同氏を「暗号通貨の思想的リーダー」と呼んだ。

ペイパルの社長兼CEOであるダン・シュルマン氏は、ビットコインについては具体的には言及しなかったものの、カサレス氏の加入は同社とその将来的なビジョンにとって有益となるだろうと述べた。

シュルマン氏はこう語った。

「ウェンス社の商取引の未来に対する独自のビジョンは、世界中の人々のお金の移動と管理の方法を変革するというPayPalの使命と完全に一致しています。」

Xapoはビットコイン業界で最も知名度の高い企業の一つだが、2015年半ばにLifeLockがカサレス氏の元従業員と経営陣の4人に対して訴訟を起こしたことで、その輝きはやや薄れた。

LifeLock は、被告らが LifeLock に雇用されていた間に数か月を費やし、LifeLock のリソースも使用しながら XAPO の開発に取り組んだと主張しました。その後、XAPO は反訴を起こした。

1月4日現在、XAPOは、作業が「アルゼンチン国民」によって行われたため、事件をカリフォルニアからアルゼンチンに移管することに成功した。

このニュースを受けて、カサレス氏はPayPalの報酬委員会に加わることになる。

原文: http://www.coindesk.com/paypal-xapo-wences-board-directors/
ピート・リッツォ
翻訳: 一晩おかゆ
出典（翻訳）：バビット情報（http://www.8btc.com/paypal-xapo）