Coinkite、ユーザー向けウォレットサービスを停止し、エンタープライズレベルのビットコインハードウェア開発に注力

ビットコインウォレットおよびテクノロジープロバイダーのCoinkiteは、エンタープライズグレードのハードウェア製品の開発に注力するため、ウェブウォレットを閉鎖すると発表した。

Coinkiteはブログ投稿で、ウェブウォレットは30日後に閉鎖され、ユーザーがウェブサイトにログインするとアカウント残高が自動的に引き落とされると述べた。コインカイトは、未請求の残金がある場合には追加の手続きを行うと述べた。

Coinkite はなぜこの決定を下したのでしょうか?

CoinkiteのCEO、鲁道夫·诺瓦克は、このサービスを提供するための取り組みには「無意味な妨害」が伴い、多くのリソースとエネルギーを無駄にしていたと説明した。

ノヴァク氏はこう語った。

「私たちは弁護士やDDoS（分散型サービス拒否攻撃）に対処するのではなく、ソフトウェアの作成に集中したいと考えています。」

さらにノヴァック氏は、サービスを停止したもう一つの理由はコストの高さだと指摘した。信頼できる無料ソフトウェア サービスを提供するには、非常にコストがかかります。

Coinkite は 2012 年に設立され、それ以来、同社が「より分散化されプライバシーに配慮した Bitcoin API およびウォレット製品」と呼ぶものを含む優れた開発ツールをユーザーに提供してきました。

「すべての理由の中で最大の理由は、SaaS（サービスとしてのソフトウェア）をユーザーに提供するのは無料だが、サポートが必要であり、私たちは良いサポートを提供したいと考えているからだ。しかし、これらすべてにはコストがかかる」とノヴァック氏は続けた。

Coinkite は、ユーザーに Bitcoin.org、Bitcoin Core、Electrum、Ledger のウォレット サービスに切り替えることを推奨しています。

Microsoft の「無料ランチ」は信頼できるか?

ノワック氏は、コインカイトはビットコイン取引を処理するハードウェアの開発に注力し、その製品はより収益性の高い企業ユーザーにアピールするだろうと語った。

特に、Nowak 氏は、この製品は Microsoft Azure のようなクラウドベースの製品よりも安全だと述べた。マイクロソフトが Blockchain-as-a-Service プラットフォームの構築を加速しており、今春に正式にリリースする準備をしていることは周知の事実です。

「ホスティングサービスを使うのは安全ではない」とノヴァック氏は語った。 「資金を送金し、ビットコインのビジネスロジックを活用するように設計されたサーバーを使用することが重要です。」

ノヴァック氏は新製品開発の具体的なスケジュールについては明らかにしなかったが、最新製品の発表が間もなく行われることを明らかにした。 Coinkite が開発に注力する製品には、物理​​的なビットコインや決済端末などが含まれます。

Coinkite のサービス停止の詳細については、こちらをご覧ください。

元記事: http://www.coindesk.com/coinkite-consumer-wallet-enterprise-bitcoin-hardware/
ピート・リッツォ
翻訳者: プランタン
編集者: プランタン
出典（翻訳）：バビット情報（http://www.8btc.com/coinkite-drop-consumer-wallet）