ブロックチェーンは非常に人気があり、SWIFTは分散型台帳プラットフォームを開発せざるを得ない

SWIFT ^[1] (国際銀行間金融通信協会) の新しいレポートでは、決済ネットワーク事業者による分散型台帳アプリケーションプラットフォームの開発に関する新しい計画が詳しく説明されています。

SWIFTと専門サービス企業アクセンチュアの共同研究の成果である20ページの報告書には、SWIFTがこの技術の使用に注力してきた概念実証の詳細が含まれている。たとえば、ブロックチェーンの要素を取引決済や ID 管理の概念にどのように組み込むかなどです。

特に、このレポートでは、金融アプリケーションに重点を置いた独自の分散型台帳技術プラットフォームを構築するための SWIFT の取り組みについて概説し、業界の同業者との連携を推奨しています。

報告書の著者は次のように書いている。

「SWIFTは、業界連携の促進における経験を活かし、比類のない標準、専門知識、セキュリティ、強力なガバナンス、運用効率、信頼性の実績といった独自の能力を活用して、社会の利益のために独自の分散型台帳プラットフォームを提供します。」

概念実証の詳細

現在までに、SWIFT の最も目立ったブロックチェーン アプリケーションは、Linux Foundation が主導するオープンソース コード プロジェクトである Hyperledger です。

しかし、この報告書には、アイデンティティと決済に重点を置いたアプリケーションなど、イノベーションラボが実施している他の実験もいくつか紹介されている。

たとえば、「アイデンティティとアクセス管理」と呼ばれるコンセプト アプリケーションでは、分散型台帳を使用します。

「この概念実証では、SWIFTNet PKI分散型台帳ソリューションと、クローズドユーザーグループやRMAなどのアクセス制御メカニズムを統合し、SWIFTが既存のプラットフォームとリソースを使用してアイデンティティとアクセス管理の問題にどのように対処できるかを実証しています」と報告書は述べています。

コラボレーションの促進

SWIFT と Accenture はレポート全体を通じて、業界の関係者にブロックチェーン アプリケーションに関する協力を促そうとしています。この点に関しては、ネットワークや機関が相互運用性を備えた独自の台帳を運用できるようにする最善の方法について議論が続いています。

「分散型台帳技術の業界標準は、技術の広範な採用を確実にするために業界が協力して開発する必要があることは明らかだ」と報告書は述べている。

完全なオリジナルレポートはこちら: http://8btc.com/doc-view-565.html

元記事: http://www.coindesk.com/swift-seeks-develop-new-distributed-ledger-platform/
スタン・ヒギンズ
翻訳: 一晩おかゆ
出典（翻訳）：バビット情報（http://www.8btc.com/swift-distributed-ledger-platform）