2つの中央証券保管機関が分散型台帳プロジェクトで初めて提携

レイジ解説：国立証券保管振替機構（NSD）は、ロシアで唯一の中央証券保管振替機構です。南アフリカのStrate、米国のDTCC、韓国のKorea Securities Depositoryと同様に、関連分野でブロックチェーン技術のテストを実施している。最近、NSDとStrateは分散型台帳ソリューションの開発で提携を発表しました。これは、保管機関間のブロックチェーンプロジェクトの協力としては世界初であり、プロジェクトの内容は世界最先端のものです。

翻訳: Annie_Xu

2つの中央証券保管機関が分散型台帳プロジェクトにおける初の協力を発表した。これは世界初の協力となる。

南アフリカのStrateとロシアの国立証券保管振替機構（NSD）は、分散型台帳ソリューションの共同開発を発表した。これは、NSDの過去のプロジェクトを議決権代理行使ビジネスに拡張することを初めて試みるものである。

StrateとNSDは、ブロックチェーンと分散型台帳の標準化と規制政策に関する情報を共有すると述べた。

エディ・アスタニン

NSD執行委員会のエディ・アスタニン委員長は、広範囲にわたる議論の末、分散型台帳が証券決済および保管業務に影響を与えると考えていると述べた。

「ポストトレードサービスは、分散型台帳とブロックチェーンが理論から実践へと移行する転換点になるかもしれないと思う。」

今年4月、NSDは代理投票のテストにブロックチェーンのプロトタイプを使用すると発表し、同技術における世界的な先駆者の地位を確立した。

さらに、米国の証券保管振替機関DTCCと韓国の韓国証券保管振替機構も同様のプロジェクトを明らかにしている。