ビットコインは近年変化していないが、世界は変化している

元のタイトル: ビットコインの復活の理由は何ですか?
出典: ニック・カーター
元の翻訳: 0x88
Nic Carter 氏は、Castle Island Ventures のパートナーであり、暗号データ​​集約プロバイダー Coin Metrics の共同設立者として、長年にわたりマクロ暗号経済学に深く関わってきました。 Castle Island Ventureは暗号インフラへの投資に重点を置いており、貸付プラットフォームBlockFiに投資しています。 Coin Metrics は、業界をリードするデータプロバイダーとして、Coingecko を含む多くの暗号通貨企業から支持されています。
ニック・カーター氏は自身のビジネスを始める前、フィデリティ社で同社初の暗号資産アナリストとして働いていました。フィデリティはキャッスル・アイランド・ベンチャーズの重要なリミテッド・パートナーにもなった。 Nic Cater 氏はかつて Proof of Reserve の概念を提唱し、業界に影響を与え、業界の考え方に刺激を与える詳細な研究を数多く出版しました。
この記事では、ニック・カーター氏が暗号通貨市場におけるこの強気相場の詳細を簡単に説明し、具体的な原因と影響を深く分析しています。 BlockBeats は読者のためにこの記事を翻訳しました:

ビットコインが帰ってきた。先月、ビットコインの価格は静かに史上最高値を更新し、2017年の過去最高値19,600ドルを大きく上回り、本稿執筆時点では36,000ドル前後で推移している。 2018年末までに、ビットコインの価格は最高値から90%近く下落しました。ビットコインのこの静かな動きは、多くの人から「静かな回復」と呼ばれています。おそらく、3 月の安値から 1,000% 近く上昇しているこの価格変動で最も興味深いのは、人々があまり幸せそうに見えないことです。

ビットコインが3年ぶりの高値を発表してから数週間後、ケイティ・ペリーはビットコインのアイコンのマニキュアを塗らなかった。フロイド・メイウェザーは、暗号通貨関連の商品を大々的に発売したことはない。ニューヨークタイムズは「誰もが経済的に自由だが、あなたはそうではない」というタイトルの記事を掲載しなかった。 「ビットコイン」のGoogle検索数は、2017年のピークを大きく下回ったままである。起業家たちは暗号資産を中心とした金融インフラをひっそりと構築し続けています。しかし、一般の人々はこれにほとんど無関心です。

では、従来の認識ではインターネットネイティブ通貨の王様は依然としてチューリップに例えられていますが、ビットコインではどんな変化が静かに起こっているのでしょうか?技術的には何もありません。コアプロトコル（ビットコインを転送するための実際のルール）の最後のメジャーアップデートは、2017年7月にコミュニティによって承認されました。プロトコルの最新のアップデートはコミュニティによって採用される可能性が高いですが、プライバシーと効率性の向上を目的としています。プロトコルにこのような小さな変更を実装するだけでも、何年もかかる場合があります。

ビットコインが技術的な観点から見るとかなり静的であるという事実は、ビットコインの最も典型的なパラドックスの 1 つです。ビットコインの誕生は、暗号化、コンピューター サイエンス、経済学、ピアツーピア ネットワークの重要な要素を組み合わせて再編成した大きな技術的飛躍でしたが、プロトコル自体は驚くほど堅牢です。匿名の作者サトシ・ナカモトはこう述べています。「ビットコイン 0.1 がリリースされると、そのコア設計はライフサイクルを通じて変更されません。」

ビットコインは過去3年間変化していません。周囲の世界もそうである。

暗号資産分野のベンチャーキャピタリストとして、私はビットコインやその他のパブリックチェーンに必要な中核的な金融インフラをサポートするさまざまなスタートアップに投資しており、暗号資産の開発の進捗状況を明確に把握することもできます。暗号通貨の購入、保有、取引をより簡単にするために取り組んでいる起業家たちは、全額現金化できる機会を待ち望んでいた。今日、その瞬間が近づいているようです。

現在のビットコインの強気相場は偶然でもバブルでもないと私は信じています。

プロの投資家にとって、ビットコインの購入はもはやキャリア上のリスクとはならない

通貨システムから人々の裁量権を完全に排除するというこの考え方は、今日の中央銀行の仕組みとあまりにも相反しているため、ビットコインは多くの旧来派の経済学者から厳しく批判されている（ポール・クルーグマン氏とヌリエル・ルビニ氏のツイッター投稿を参照）。

それにもかかわらず、かつてはビットコインを信じていなかった人々がビットコインの支持者になってきています。ビットコインの初期の支持者は、マーク・アンドリーセン、フレッド・ウィルソン、チャマス・パリハピティヤなどのベンチャーキャピタリストや起業家であり、彼らはソフトウェアへの投資経験に基づいてネットワーク効果の爆発的な可能性を理解していました。しかし今日、ビットコイン愛好家の新しいタイプが登場している。それは、テクノロジー系新興企業よりも金利や商品に詳しい、何十年にもわたる市場取引経験を持つベテランたちだ。

これらのヘッジファンドの専門家は最近、資産をさまざまなカテゴリーに配分する理由を明らかにした。レッグ・メイソンの元CEOビル・ミラー氏は、連邦準備制度理事会による前例のないペースでの紙幣発行を指摘し、ビットコインについて「これはこれまでに見たことのない技術革新であり、日々受け入れられつつある」と述べた。ジョージ・ソロスによる英ポンド攻撃に関わった投資家スタンレー・ドラッケンミラー氏は、ビットコインを金と比較し、その12年間の実績と信頼性の高まりを挙げた。

通貨への賭けで知られるヘッジファンドのスター、ポール・チューダー・ジョーンズ氏はインタビューでこう語った。「私はビットコインが最良のインフレヘッジ、つまり防御ヘッジになるだろうという結論に達した。」したがって、世界中の政府や中央銀行が最終的にインフレを押し上げると考える場合は、チューダー・ジョーンズの分析を念頭に置いておくと、ビットコインを割り当てる必要があることに気付くかもしれません。

ウォール街の有名なビットコイン懐疑論者たちは、今や自らの立場を見直し始めている。 7兆ドルの資産を運用するブラックロックのCEO、ラリー・フィンク氏はこれまでビットコインに無関心だった。現在、彼はビットコインが世界的な資産となり、投資家のポートフォリオにおいて金（約10兆ドル相当）に取って代わる可能性があることを認めている。 JPモルガンのCEOジェイミー・ダイモン氏は2017年にビットコインを「詐欺」と呼んだが、最近考えを変え、暗号通貨業界のプレイヤーと関わり始めた。世界最大のヘッジファンドを運営するレイ・ダリオ氏もビットコインに対する懐疑心は薄れており、最近のReddit AMAで「ビットコイン（および他のいくつかの暗号通貨）は過去10年間で金に似た代替資産としての地位を確立したと思う」と述べている。

金融機関が最終決定を下すとき、ビットコインはこれまで享受したことのない恩恵を受ける。つまり、ビットコインを購入しても解雇されるリスクがないのだ。ウォール街では共同購入は非常に一般的です。誰も犯したことのないミスを犯したら、あなたのキャリアは終わりです。しかし、今日のウォール街では、ビットコインは有効な通貨資産として見られるようになり、アナリストやトレーダーはビットコインを購入するために他人の「軽蔑の目」に耐える必要がなくなりました。広く尊敬されている商品トレーダーの全面的なサポートにより、Crypto Twitter では決してできなかったことが達成されました。それは、金融界の巨人たちの間でビットコインが受け入れられることです。

これらはすべて、機関投資家の資金がビットコイン市場に流入していることを示している。

つい最近の2013年まで、ビットコインを購入したい場合、マジック：ザ・ギャザリングの取引と販売を目的として設立された、日本の規制されていない取引所に送金するのが最善策だったかもしれません。 (当然のことながら、取引所はハッキングされ、数億ドル相当のビットコインが盗まれました。) 当然、プロの投資家はこの種の投資を検討しないでしょう。 2017年にビットコインが2万ドルまで急騰したときでさえ、ビットコインに流入した機関投資家の資金はごくわずかでした。当時、ビットコインの価格高騰は主に、自分の知識がウォール街を超えていると信じていた個人投資家や、ビットコインを他のトークンへの投資手段として利用していた個人投資家によって引き起こされました。

しかし、個人投資家は価格変動に過度に敏感であることが多く、2018年に価格が下落し始めると、多くの個人投資家がビットコインを売却し、荷物をまとめて別の場所に移ってしまいました。対照的に、ヘッジファンド、投資信託、基金、年金基金、保険会社、ファミリーオフィス、政府系ファンドなどの機関投資家は、数兆ドルの資産を保有しており、取引にはより慎重です。機関投資家が初めてビットコインに参入するなど、暗号通貨の世界では大きな変化が起こっています。

この進歩の最大の理由は、ビットコインの金融インフラが過去 3 年間で特に保管の面で驚異的な進歩を遂げたことです。つまり、あなたが機関投資家でビットコインを購入したい場合、誰がそれを保管してくれるのでしょうか?個人投資家とは異なり、機関投資家は机の引き出しの中のデバイスにデジタル資産を保管したり、iPhone アプリを通じて Coinbase で直接取引したりはしません。 Coinbaseやウィンクルボス兄弟のGeminiのような新興取引所は、当初は機関投資家のニーズを考慮せず、主に小売りの暗号通貨向けに構築されました。

しかし、2017年以降、機関投資家へのサービス提供に重点を置くブローカーやカストディアンが数多く登場しました。CoinbaseはPrimeサービスを開始しました。私の元雇用主である、数兆ドルの資産を管理する資産運用会社フィデリティは、機関投資家向けのビットコインの保管と取引執行に重点を置いたフィデリティ・デジタル・アセットを設立しました。そして、他の多くの「大物プレーヤー」もこのゲームに参加しました。年金基金、基金、政府系ファンドは暗号通貨取引所を信頼しないかもしれないが、フィデリティのような馴染みのあるブランドを取引相手として信頼するかもしれない。実際に起こっていることは次のとおりです。最近、100億ドルの資産運用会社であるStone Ridgeの子会社であるNYDIGが、保険会社Mass Mutualによる1億ドル相当のビットコインの購入を支援しました。一方、Coinbaseは、バージニア州に拠点を置くエンタープライズソフトウェア企業であるMicroStrategyが10億ドル以上のビットコインを購入し、保管するのを支援した。

つまり、正当な理由により、便利な手段を通じて大量のお金が購入されているのです。資産総額270億ドルの資産運用会社であるラッファー・インベストメント・カンパニーは、自らを「全天候型資産配分会社」と称し、ポートフォリオの2.5%をビットコインに割り当てており、「マイナス金利、極端な金融政策、公的債務の増加、政府への不満。これらすべてが、伝統的な安全資産、特に国債が極めて高価であるときに、ビットコインの成功に間違いなく強い推進力を与えている」と説明している。 12月16日、グッゲンハイム・インベストメンツの最高投資責任者スコット・マイナード氏はブルームバーグとのインタビューで、自身の分析によればビットコイン1個の価値は40万ドルで、現在の水準の10倍以上だと明らかにした。そして、ビットコインにひそかに資金を割り当てている富裕層、ヘッジファンド、信託会社、ファミリーオフィスは他にもたくさんいるはずだが、彼らはCNBCでその理由を一切説明しないだろう。

米国政府の規制にゴーサイン

インフラの問題に加えて、多くの投資家はビットコインの規制についても慎重です。機関投資家の場合、所有する資産がいつか違法になる可能性があるとしたら意味がありません。しかし、この点に関してはビットコイン強気派にとってはまだ多くの良いニュースがある。米国では、銀行規制当局である通貨監督庁が、銀行が顧客のビットコインの秘密鍵を保管できることを明らかにした。このポリシーが実施されれば、大手銀行が顧客にビットコイン投資ツールを提供するのは時間の問題です。小規模な暗号通貨ブローカーを信頼しないかもしれませんが、銀行であればほぼ間違いなく信頼するでしょう。さらに、OCCは最近、Anchorageと呼ばれる専門の「暗号通貨銀行」に連邦銀行免許を付与し、従来の金融システムと暗号通貨の世界とのより緊密なつながりへの道を開いた。

暗号通貨の新興企業が徐々に馴染みのない規制された銀行の世界に参入するにつれ、既存の銀行もデジタル資産にチャンスを見出し、相互に提携し始めている。多くの暗号通貨起業家が知っているように、かつては米国で銀行業務に携わることはほぼ不可能でした。今日、暗号通貨エコシステムはますます重要な市場機会と見なされており、多くの銀行が暗号通貨企業の注目を集めようと躍起になっています。 「ビットコインではなくブロックチェーンだ！」 2017 年のビットコイン否定論者の主張は消え去った。

商品先物取引委員会も「ビットコインやイーサリアムなどのデジタル資産は商品である」という明確な見解を表明しており、これらが規制されたデリバティブ市場に参入し、機関投資家のポートフォリオに足がかりを得る道を開いている。ビットコインとイーサリアムの取引は、石油、金、小麦の先物の取引に似ています。シカゴ・マーカンタイル取引所は、2017年12月17日（前回のサイクルのピーク時）にビットコイン先物商品を発売し、その後オプション取引を開始し、2番目に大きい暗号通貨であるイーサリアムの先物商品の発売を発表しました。ビットコインCME先物市場の未決済建玉はここ数週間で過去最高に達した。ルネッサンスのような1100億ドルのヘッジファンドがゲームに参加する場合、ロングであれショートであれ、デリバティブを通じて行われることが多い。

ビットコインの新しい伝道者

おそらく、最近最も活発なビットコイン強気派は、マイクロストラテジーのCEO、マイケル・セイラー氏だろう。同氏は自社の資産の10億ドル以上をビットコインに割り当てており、同社はバランスシート上でビットコインを資産として保有する初の上場企業となっている。彼がそうしたのは、「ビットコインは現金を保有するよりも高い収益率とより大きな価値の保全を提供する」からだ。

セイラー氏は、個人資産や会社資産の配分、債券の発行などを通じてビットコインへの信頼を示しており、ポッドキャストやその他のメディアを通じてビットコインの利点を宣伝する努力を惜しんでいない。彼はビットコインを「時間と空間を通じてエネルギーを伝導する人類史上最も効率的なシステム」と呼んでいる。彼は伝統的な通貨市場におけるインフレを激しく非難し、この問題は大きく過小評価されていると主張した。マイクロストラテジーのドル現金資産を「溶けつつある氷」と呼んだ。そしてビットコインのポジションは投機ではなく慎重なヘッジだと述べた。

セイラー氏の発言は少々誇張されているように聞こえるかもしれないが、同氏はビットコインに実際に資金を投資しており、同資産についてコメントする資格がある。これまでのところ、ビットコインのパフォーマンスは彼を失望させていない。マイクロストラテジーの株価は、同社が準備金の一部をビットコインに投資すると発表した前は120ドル前後で取引されていた。株価は現在600ドルに近づいています。

セイラー氏、フィデリティのアビゲイル・ジョンソン氏、ツイッターのジャック・ドーシー氏のような億万長者たちは、かつては疎外されたリバタリアンや暗号アナキストだけが支持していた通貨であるビットコインを支持している。新規投資家が繰り返し取り上げるテーマは、これまで聞いたことのあるものと何ら変わらないようです。ビットコインは、プロトコルフォーク、脆弱性、取引所のハッキングにもかかわらず、そのまま残っています。ビットコインは誕生以来、ほぼ 100% の稼働率を記録しており、一度もロールバックすることなく、数兆ドル相当の取引を決済してきました。伝統的な金融システムでは、実質金利のマイナスは避けられないように思われ、さらに低下する可能性があり、その時点で金やビットコインなどの利回りゼロの金融資産が新たな魅力を持つことになる。かつて懐疑的だった人々の多くは、ビットコインが2018年の暴落から回復したことは、ビットコインが価値の保存手段として機能できることの証拠だと指摘している。実際、2 回目のリカバリー スタイルのプルアップの方が説得力があります。最初は興味をそそられるかもしれませんが、バブルのように見えるものを購入することには慎重になるはずです。 2 回目には、かつてバブルだと勘違いしていたものが、実は長期的な傾向の中の単なる周期的な動きであることに気づきます。

ドル制度に不安を抱く人は多い

2017 年以前のビットコインの回復と最近の回復には根本的な違いがあります。3 年前、ビットコインは暗号通貨業界の準備資産としての重要な役割のおかげで急激に値上がりしました (しかし、値上がりしたのと同じ速さで急落しました)。これは完全に独立した現象であり、外界とはほとんど関係がありません。対照的に、2020年に始まったビットコインの反発の根本的な理由は、世界中の国々による大量の紙幣発行と債務支出が世界の通貨システムの不安定化につながるのではないかと人々が懸念したことでした。

猛威を振るう新型コロナウイルス感染症（COVID-19）のパンデミックとそれが引き起こした経済不況は、世界中の中央銀行が財政赤字を補うために紙幣の発行を加速させる強力な口実となっている。世界で最も重要な中央銀行である連邦準備制度理事会は、金融刺激策に特に積極的であり、それが米国のマネーサプライの急増につながった。同時に、多くの投資家にとってドルの地位も揺らいでいる。主権通貨バスケットに対してドルは2020年春に反発したが、その後は長期にわたって下落している。市場に存在する多くのドル弱気派は、市場には買い手がいない米国債がますます増え、世界の準備通貨としてのドルを信じる人がますます少なくなり、他の主要通貨もそれぞれ問題に直面していると見ている。

米ドルに対するこうした不信感と、現在の世界通貨システムの安定性に対する懸念から、ビットコインへの関心が高まっている。ビットコインは、ゼロに向かう予測可能な通貨発行政策により、世界最強の通貨という評判を得ている。インフレヘッジ資産の選択肢は他にもたくさんありますが、ビットコインもテクノロジー大手の株を買うのと同じように、無限の成長余地を提供します。ある意味、これは 2 つの賭けを 1 つにまとめたものです。つまり、健全で破られない通貨プロトコルと、急速に拡大する暗号金融ネットワークの準備資産です。

ビットコインにとって素晴らしい年であったにもかかわらず、ビットコインは依然として世界の資産のほんの一部を占めるに過ぎず、一般の人々からはまだあまり受け入れられていません。ケンブリッジ代替資産金融センターは、世界の暗号通貨ユーザーベースは約1億人、つまり世界人口の1％に留まると推定している。ビットコインの現在の時価総額は6,500億ドルで、これは地上の金の価値のわずか6％、米国債の2％に過ぎません。しかし同時に、その市場価値は過去数か月で3倍に上昇しました。これまでと同じように、ビットコインは危険だと指摘して助けに来る人もいるだろう。個人的には、ビットコインの物語はまだ終わっておらず、この革命的なデジタル資産にはまだまだ長い道のりが残っていると思います。