ブラジルの銀行イタウがR3ブロックチェーンコンソーシアムに参加

大手グローバル銀行のブロックチェーンアライアンスであるR3CEVは、昨年9月に9つの国際銀行の会員からスタートし、現在は44にまで成長しています。同連合はその後、会員資格を地域銀行や伝統的銀行にまで拡大し、ブラジルのイタウ銀行が45番目の会員として加わると発表している。

翻訳: Annie_Xu

サンパウロを拠点とするイタウ・ウニバンコは、ブロックチェーンおよび分散型台帳技術コンソーシアムであるR3CEVコンソーシアムに加盟したラテンアメリカ初の銀行です。

R3CEVは昨年9月に9つの国際銀行がメンバーとなって設立され、イタウは韓国のハナファイナンシャルと日本のSBIホールディングスに続き、同コンソーシアムの45番目のメンバーとなった。イタウ銀行の最新の年次報告書によると、同銀行の2014年の利益は219億レアル（ブラジルレアル＝61億米ドル）に達し、運用資産は3600億レアル（1010億米ドル）に達した。

同銀行の技術・業務担当ゼネラルマネージャー、マルシオ・シェッティーニ氏は、イタウ氏がR3CEVに入社したのは、企業財務のための分散型台帳ソリューションの構築を推進するためだと語った。

「この技術は顧客に利益をもたらし、業界全体の効率性を高めると信じています。」

注目すべきは、イタウはラテンアメリカで R3CEV がサービスを提供している唯一の銀行ではないということです。サンタンデール銀行とBBVA（スペインのビルバオ銀行）は、認可または支店を通じてアルゼンチン、ブラジル、メキシコにサービスを提供しています。 2012年にはHSBCはラテンアメリカに60の支店を構えました。

R3は会員資格を従来の銀行にまで拡大しており、イタウも加わり、多くの地方銀行もこの同盟に加わった。