ブロックチェーンコンソーシアムR3が分散型台帳技術の特許を申請

クレイジーな解説：ブロックチェーンアライアンスR3CEVは、ソフトウェア製品「Concord」の特許を申請したいと考えています。このプラットフォーム上の取引は、ビットコインやイーサリアムのパブリックチェーンとは異なります。承認された参加者のみが取引情報にアクセスして閲覧できます。プライベートチェーンのプライバシーは以前にも批判されてきました。 R3の特許申請は、ブロックチェーン上の情報のプライバシーを保護したい人々から支持され、金融分野の開発者からの支持も得られ、同社の技術を使ったアプリケーションがさらに構築できるようになると考えられています。

翻訳:ニコール

ニューヨークのスタートアップ企業R3CEVは、ブロックチェーンを活用した金融プラットフォームの特許取得を試みていると報じられている。

ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、今週初め、「コンコード」と呼ばれるソフトウェア製品の特許が申請され、このスタートアップ企業は2017年にプラットフォームを立ち上げ、今年後半に最初のテストを開始する予定だという。

R3社は記事掲載時点でコメント要請に応じず、米国特許商標庁で検索してもこの特許は見つからなかった。

Concord 上のトランザクションは、Bitcoin や Ethereum のようなパブリック チェーンとは異なります。プラットフォームを使用する参加者は、承認された場合にのみプラットフォーム上の取引を閲覧できます。この設定は、プライベートブロックチェーン分野における機密性が過去に批判されてきたことによるものです。

さらに、このプラットフォームにはデジタル通貨やデジタル資産が欠けていると言われています。

トッド・マクドナルド

ウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで、R3の共同創設者兼COOのトッド・マクドナルド氏はこれを「バックエンドの完全な再発明」と表現した。 R3社は、このプラットフォームが同社の技術を使ってアプリケーションを構築できる金融分野の開発者を引き付けることを期待していると伝えられている。