ドージコインのスタートアップがオープンソースプロジェクトを発表、デジタル通貨コミュニティに別れを告げる

最近、マイクロペイメントのスタートアップ企業dogetipbotの創設者ジョシュ・モーランド氏は、自社の支払いツールをオープンソース化すると発表した。同社は2014年11月にBlackbird Venturesを含む投資家から44万6000ドルを調達した。

CoinDeskによると、同社の創設者はFacebookでdogetipbotプロジェクトをビットコインとドージコインのコミュニティに「戻す」と発表した。しかし、彼の発言の調子はコミュニティのメンバーに対する不満を示唆しているようだった。

モーランド氏は次のように書いている。

「dogetipbot の支払いツールをオープンソース化し、デジタル通貨コミュニティに別れを告げます。コミュニティを離れることが、問題に対処する良い方法かもしれないと思います。」

2014年に設立された同社は、ChangetipやZapchainなど外部からの投資を受けている数少ないデジタル通貨マイクロペイメントのスタートアップ企業の1つですが、dogetipbotはDogecoin決済に重点を置いている点でこれらの企業とは異なります。

Mohland 氏の発言は、dogetipbot が初期の製品から利益を得る必要がなくなったこと、そしてプロジェクトに対するコミュニティのサポートも困難に陥っていることを示唆しているように思われる。

声明の中で、モランド氏は既存の金融システムとの統合は「より収益性が高く、望ましい」と述べ、テクノロジーを「問題解決のための解決策」とみなしている。

「ほとんどのユーザーは現金を手にしたいので、PayPalをあまり好んでいません」と彼はCoinDeskに語った。 「銀行との関係を構築したいと思ったとき、ビットコインは選択肢にありませんでした。」

モーランド氏は現在、別の決済スタートアップであるHoneyledgerに取り組んでいる。同社もオンラインコンテンツクリエイターを対象としているが、その名前に騙されてはいけない。これはブロックチェーンや分散型台帳プロジェクトではありません。

モーランド氏はこう語った。

「Honeyledgerは、従来のFintech製品を提供する100％従来のFintech企業であり、ブロックチェーン技術とは一切関係ありません。」

同氏は、Honeyledger は今後数週間以内に API をリリースする予定だと述べた。

原文: http://www.coindesk.com/dogetipbot-open-source-creator-leaves-crypto/
ピート・リッツォ
翻訳者: プランタン
編集者: プランタン
出典（翻訳）：Babbitt Information（http://www.8btc.com/dogetipbot-open-source）