Plutusは非接触型ビットコイン決済を可能にするビットコイン決済アプリをリリースしようとしている

ロンドンのスタートアップ企業Plutusは、ユーザーが非接触型決済端末でビットコインで支払えるモバイルアプリを開発している。この技術はイーサリアム・プラットフォームをベースとしており、たとえ商店がビットコインを支払い方法として受け入れていなくても、NFC 対応のあらゆる支払い端末でビットコインによる支払いが可能になります。

Plutus によれば、プロセスは簡単です。まず、アプリケーションを通じてビットコインが法定通貨に変換され、仮想デビット カードに保存されるか、アプリケーション内で「トークン」に変換され、ユーザーはこれを NFC 経由で支払いに使用できます。ビットコインの支払いと法定通貨への変換の具体的なプロセスは次のとおりです。

1.ユーザーはアプリに表示されたアドレスにビットコインを送信する

2.ビットコインは、分散型取引プラットフォーム上の認証されたトレーダーに自動的に送信され、米ドル、ユーロなどに換算されます。ユーザーは、商人が所在する地域に基づいて、適切な法定通貨に交換することを選択できます。

3. Ethereum プラットフォーム上で実行されているスマート コントラクト (DEX) は、トレーダーがビットコインを受け取ったことを確認すると、対応する金額の法定通貨がユーザーの Plutus 仮想デビット カード アカウントに自動的に送金されます。

4.最後に、ユーザーはそのお金を使ってすべての NFC 端末で支払いができるようになります。

PlutusのCEO兼共同創設者であるダニエル・ダイショパン氏は次のように述べています。

私たちはこのアプリケーションを実用的であることを目指して開発しました。 Plutus は既存のインフラに接続して非接触型決済を可能にし、ユーザーは「報酬」を受け取ることになります。このアプリは、ビットコインを主流にし、人々が待ち望んでいた現実世界での使用例を提供するための小さな一歩です。

このアプリは、ユーザーに「Plutons」と呼ばれるトークン（ダニエル・デイショパンが上で言及している報酬）も与えます。これは、イーサリアムブロックチェーンを通じて発行されるPlutus独自のトークンです。プルトンは、Plutus のアプリケーションを使用したユーザーへの報酬です。プルトンは本質的には、クレジットカードでキャッシュバックや航空マイルを獲得するのと似た報酬ポイントです。ユーザーはPlutosを使ってNFC対応の小売店で買い物をすることができ、同社によれば法定通貨への両替手数料は無料だという。

Plutus 社は、このアプリを近々リリースする予定であり、リリースされれば「すべての NFC 端末がビットコイン端末になる」と述べた。

Plutus チームのメンバーは、銀行、金融市場、ブロックチェーン技術の分野で豊富な経験を持っています。彼らは、世界的な NFC インフラストラクチャを通じてビットコインの採用を拡大することに関するケース スタディを実施し、2016 年までに世界中で 10 億台を超える NFC 対応携帯電話、1 億 6,600 万人の NFC ユーザー、4,300 万の NFC 販売拠点が存在するだろうという結論に達しました。

元記事: https://www.cryptocoinsnews.com/plutus-mobile-app-enables-wide-bitcoin-acceptance/
著者: サンブラジ・ダス
翻訳者: プランタン
編集者: プランタン
出典（翻訳）：バビット情報（http://www.8btc.com/plutus-bitcoin-app）