日本最大の銀行グループMUFGが独自のビットコインを開発した

日本最大の金融機関、三菱UFJフィナンシャル・グループ（MUFG）は、ブロックチェーンと分散型台帳技術の研究の一環として、独自のデジタル通貨「MUFGコイン」を開発したことを明らかにした。

朝日新聞によると、このデジタル通貨プロジェクトはビットコイン本来のピアツーピア（P2P）取引とモバイルウォレット機能を再現することを目指しているが、ビットコインブロックチェーンの分散型マイナーネットワークには依存していない。

UFJフィナンシャル・グループは、金融取引、特にピアツーピアの送金や振替の管理コストを削減することを目的として、昨年秋からこのプロジェクトを試験的に実施してきた。

UFJフィナンシャル・グループの子会社である三菱東京UFJ銀行の代表者はCoinDeskに対してこのニュースを認めたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。

同様に、シティグループは昨年7月に、シティコインと呼ばれる独自のネットワークを構築したと発表した。

さらに、SBIホールディングスは今週、分散型台帳スタートアップ企業リップル社と新会社を設立し、ビットコイン取引所クラーケンに投資したことを発表した。一方、バークレイズ、BBVA、サンタンデールなどMUFGのライバル各社も、それぞれ独自のプロジェクトについて発表している。

三菱UFJフィナンシャル・グループは以前、ブロックチェーン技術連合R3CEVに加盟したことを明らかにしたと報じられている。現在、R3CEV は 42 のグローバル銀行を加盟させており、現在は非銀行機関にも加盟を拡大中です。

元記事: http://www.coindesk.com/japans-bank-tokyo-mitsubishi-mufg-coin/
ピート・リッツォ
翻訳者: 一夜粥
出典（翻訳）：バビット情報（http://www.8btc.com/mufg-coin）