下院委員会副委員長：ロシア中央銀行はビットコインを合法化する可能性がある

著者の序文:ビットコインはロシアでは常に困難な状況にあり、特にロシア財務省はビットコインに断固として反対してきました。しかし、ロシア下院安全保障・汚職防止委員会のルゴボイ副委員長の最近の演説で新たな情報が明らかになり、ロシアにおけるビットコインの運命が好転する可能性があることが示唆された。

ロシア通信社TASSによると、ロシア下院安全保障・汚職防止委員会の副委員長安德烈•卢戈沃伊は木曜日、デジタル通貨について発言し、ロシアのこれまでのデジタル通貨に対する厳しい姿勢とビットコインに対する将来の規制の可能性を強調した。

アンドレイ・ルゴボイ氏は専門家の推定を引用し、デジタル通貨の使用者数と取引者数においてロシアは世界第5位であると述べた。ロシアにはビットコインやその他のデジタル通貨のユーザーが約20万人いる。米国は約120万人のユーザーで第1位、次いで中国が約35万5000人のユーザーで続いている。ドイツは約25万人のユーザーを抱え、第4位となっている。

ビットコインはユーザーベースが大きいにもかかわらず、ロシア財務省が強硬な姿勢を取っていることもあり、ロシアでは苦戦を強いられている。しかし、ルゴボイ氏は演説の中で新たな情報を明らかにし、ロシアにおけるビットコインの運命が好転するかもしれないことを示唆した。

ルゴボイ氏はこう語った。

2014年初頭、中央銀行はデジタル通貨について初めて声明を出し、支持しないと表明した…同年夏、中央銀行はビットコインの「慎重な使用」を支持し、それがもたらす経済的可能性を認識していると発表した…2016年初頭、財務省および関連企業との一連の会議が開催された。中央銀行はビットコインを合法化し、特定のビットコイン取引、特にピアツーピアネットワーク取引と個人決済を規制し始める可能性があります。

ルゴボイ氏の発言は、ロシアのビットコインユーザーと関連企業にとって大きな意味を持つ。なぜなら、昨年10月末、ロシアのアレクセイ・モイセエフ財務副大臣が、関連法案が議論中であると発言していたからだ。法案が可決されれば、デジタル通貨を法定通貨と交換する者は懲役4年の刑に処せられることになる。

元記事: https://www.cryptocoinsnews.com/is-2016-the-year-russia-legalizes-bitcoin/
著者: サンブラジ・ダス
翻訳者: プランタン
編集者: プランタン
出典（翻訳）：バビット情報（http://www.8btc.com/russia-legalize-bitcoin）